耐震性・強度を高める住宅の設計

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木造住宅で強度を高めるためには、柱や梁に太い材木を多く使えば良いと思われがちですが、実際には必ずしもそうとは限らないのです。

 

家の強度に大切なのは、柱や壁の位置や、直下率(各階で柱や壁の位置が一致する割合)を高くすることが重要なのです。

また、地震や台風などで、水平方向からの力を支える壁を「耐力壁」といい、この耐力壁をしっかりと配置することも家の強度を上げるために重要です。

 

さらに、家の強度を高めるためには、開口部の大きさや形をしっかりと考えることも大切になります。

開口部とは、屋根や床、壁、天井など採光や通風の目的のために設ける空間部分のことで、窓や戸、出入口など、人や物が出入りする部分です。

 

一般的に家の中に光を取り入れるために南側には窓を多くとり、壁面が少なくなる傾向にあります。

家に光を取り入れる採光も大切ですが、採光ばかりを意識して、家の強度が犠牲になってはよくありません。

 

建築基準法をクリアしていればよいというのではなく、安全性や耐震性を意識し強度の高い家づくりを目指しましょう。

また、安全性や耐震性の高い家は結果的に長く持ち、無駄な修繕費などもかからずとても経済的なのです。